当相談室は2023年4月に臨床心理士・公認心理師資格を持つ女性カウンセラー2名によって開室されました。2名のカウンセラーは臨床心理士・公認心理師の資格を持ち、多くの臨床現場で経験を積んだ「こころの専門家」です。

人のこころはとても複雑です。そして実際に見ることができません。目に見えないものを理解し、扱っていくことには困難さを伴います。簡単に、そして誰にでもできることではありません。
理論を学び、実践し、そして常に自分のスキルを磨いていく必要があります。また、カウンセリングを受ける方のこころのありようを、カウンセラー自身のこころを使って、感じ、体験し、理解するために、カウンセラー自身がカウンセリングを受け、自分自身と向き合うことも求められます。当心理相談室のスタッフは大学から臨床心理学の基礎を学び、大学院修了後も様々な研修機関で研修を積み、その研修は現在も継続しています。経験だけでなく研修をしっかりと積んでおり、さらに精神分析的精神療法も受けて自分自身と向き合ってきているカウンセラーですので安心してご相談ください。

カウンセリングには多くの手法があります。当相談室では精神分析的な理解に基づいた精神分析的心理療法を専門に行っています。精神分析的心理療法は「自分らしく生きる」ことを目標にしています。カウンセラーとの対話、ご自身のこころとの対話を通じて、抑圧されている気持ちやとらわれに気づき、それについて話し合っていきます。このような対話を続けていくことで自分らしく生きられるようになることができるのです。自分の生き方に悩んでいる、親との関係に悩んでいる、生きづらさを感じているというような方はぜひご相談ください。

医療機関と提携しています
提携先クリニック：尾山台心療クリニック
「薬はできる限り飲みたくない」「いきなり心療内科・精神科への受診はハードルが高い」という方もいらっしゃるでしょう。当相談室は医療機関ではありませんし、カウンセラーは診断や投薬はできません。医療機関には行きにくいけれど、自分自身のことについて悩んでいるという方はぜひご相談ください。受診が必要なのかどうかも含めてご相談をしていくことができます。またカウンセリングを通じて必要であれば提携している医療機関へご紹介させていただくことも可能です。

尾山台心療クリニックに通院されている方は、ご希望があれば主治医と情報を共有しながらカウンセリングを継続していくことが可能です。その場合は、必ずご相談者様の了解を得たうえで、主治医と連絡を取らせていただきます。
ただし守秘義務の観点から、原則として当相談室でお話しされた内容が外に漏れることはなく、あくまでもご相談者様が主治医との情報共有をご希望された場合のみになります。このようなことについてもカウンセラーに率直にお話しいただければと思います。